東海大学 観光学部。観光の基礎知識を得られる授業や現場のリアルを知れる実習など、充実したカリキュラムが特徴です。学部長の藤本祐司教授に、2022年度からカレッジ制を導入するなど新体制になった観光学部の強みや特徴について伺いました。宿泊業に関しては、大小様々なホテルや接客だけではない実務経験を通して、本当に自分に合った環境を見つけることができます。ホテル側から学生の受け入れについてアプローチできる方法もあるので、ホテル関係者も必見です。専門性をとことん伸ばせる観光学部──東海大学の観光学部はどんな特徴があるのでしょうか?観光学部は2022年度から2つの専門性を軸に教育プログラムを進めています。宿泊業界やエアラインなどの観光産業について学ぶ『ホスピタリティアンドツーリズムマネジメント』と、地域活性化や地域振興を学ぶ『地域マネジメント』。1〜2年生は一般教養や観光の基礎知識を学び、3〜4年で2つの専門性に分かれていきます。──どんな人材を育てていく方針ですか?社会全体としてミドルマネジメントのボリュームが少ないので、マネジメント能力を持った人材を育てていこうと考えています。皿の持ち方やお辞儀の仕方やマナーなどは教えません。観光業界の変化や組織のマネジメント、業界のマーケティングなどを学んでいきます。もっとも座学だけでは限界があるので、実務をやっている方に来て講義をしてもらったり、現場で実習を通して学んでいくこともあります。ホテルは接客だけじゃない──宿泊業界について伺います。実習やインターンが強みの学部と拝見しました。そうですね。夏休み期間に2〜4週間、実際のホテルでインターシップを行います。他にも研修という形で5日間のホテル講義を受けたり、ゼミ活動として多様なホテルを見に行くこともあります。──期間が長くていいですね。ホテル側からも期間が短いと意味がないという声がありますし、ホテルにはお客様と直接接しない企画や人事など色々な部署で成り立っていることを理解するためにも最低2週間くらいは必要です。マーケティング・企画の部門だけ2週間という実習もありました。大手だけではなく、地方の古民家ホテルで体験して話を聞きにいくこともあります。──接客からマーケティング、大手から古民家ホテルまで。同じホテル業界でも幅広く学ぶことで、本当に自分のいきたいところに就職できそうです。日本のホテルは、ラグジュアリーホテルから古民家ホテルまで最近すごく多様化しています。古民家ホテルだと、街づくりの観点から取り組むところも多い。単にお客様と接してホスピタリティを提供したいとは違うニーズが出てきている。選択肢の幅は広がっていると思います。働くホテルの選択肢を与えたい──ホテルが大学に「こんなインターンシップありますよ!」ってお話することも可能ですか?必ず受けられるわけではないですが、可能ですよ。過去には僕のとこには個別に連絡が来て、ゼミ生に2週間行ってもらいました。オープン前のホテルだったので、貴重な経験になったんじゃないかなと思います。我々としても学生にはそういう経験をしてもらいたいと思っています。ただ学生からすると、どこに行ったらいいのかや受け入れてくれるのかなど、分からないことも多い。アルバイトでもインターンでもいいから、大学側として選択肢を与えてあげたいですね。──ホテルが大学へアプローチするのもそうですし、hoteltreeとしても魅力的なホテルをご紹介していければと思います。こんなホテルがインターンシップ受け入れたがってますよとか、都内だったらアルバイトを受けいれてますといった情報があると、学生へお知らせできます。あと、就活時期には企業の合同説明会をやっています。観光業界を中心にこちらからお声かけをしていますが、事前に参加したいと言ってもらえればその時にお声がけできることもあります。大学詳細ページはこちら文章・編集:田中拓海写真:田中拓海