給与の低さやキャリアパスの少なさから、どうしても離職率が高いホテル業界。ホテル業界から転職を考える時におすすめの業界や職種を紹介します。おすすめの理由に加えて、「平均給与」「転職しやすさ」なども記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。1、業界給与は、業界の利益率の高さに比例するのも事実です。もし給与面でホテルからの転職を考えているのであれば、情報通信業(IT業)や不動産など利益率の高いところもおすすめです。また、給与面ではなくスキルを身に付けたくて転職する場合は、IT業界のベンチャー企業もおすすめです。新しいサービスを生み出す過程では、マニュアルや研修などが無いところが多く、自ら学んでいかないといけない環境が多いです。それらを経験していく中でスキルを身に付けたり、キャリアパスも自ら開拓していけると思います。出典:中小企業庁「令和元年 中小企業実態基本調査報告書(平成30年度決算実績)」https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000389.pdf2、業種2-1、キャリアドバイザー・キャリアコンサルタント転職エージェント会社で、求職者様の転職の手伝いをする仕事です。業務内容は、求人の掲載/管理、就職希望者への求人紹介/対応、書類/面接選考の対策サポート、入社手続きなどを行います。企業と求職者様にそれぞれ丁寧かつ真摯な対応が求められますので、接客の知見を活かしつつ、人に喜ばれる仕事とという点でホテリエと共通しているかと思います。業界としてもキャリアコンサルタントは人手不足です。給与:平均579万円。(参照:厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」)。インセンティブに応じてプラスされるところもあります。転職しやすさ:営業などで数字を出した経験が求められる企業も多いですが、未経験からキャリアアドバイザーになれるところもあります。自分が経験したことのある業界に特化した転職エージェントを目指すのもおすすめです。参考:キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))|厚生労働省 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/1362-2、カスタマーサクセスまずカスタマーサポートとカスタマーサクセスは異なります。カスタマーサポートは、いわゆるコールセンターなどが多く、お客様からのお問い合わせに対して不満を解決していく仕事です。対応件数や満足度を目標に、日々業務を行なっていきます。それに対して、カスタマーサクセスはお客様に能動的にアプローチして、長期的に継続してもらうことや付帯サービスを契約してもらうことを目標とします。近年、SaaSや継続課金のサービスが増えてきたことで、ニーズが高まっている職種になります。給与:比較的新しい職種ということで、平均給与などの数字がありません。IT業界で必要とされる職種であることから、給与は比較的高い傾向にあります。転職しやすさ:ビジネスモデルの違いや能動的な関わり方を学んでいく必要はありますが、お客様の課題を解決して喜ばせていくという工程は同じです。接客する中でお客様に向き合い、課題を解決した経験を転職活動で発信すると良いでしょう。2-3、経理 会社のお金の流れを管理する仕事です。業務内容は、現金や預金の管理、経費精算、給与の管理、財務諸表の作成などがあります。人気の職種ではありますが、不足している企業も多くいです。キャリアとしては、資格をさらに取得して、会計のスペシャリストを目指していける可能性もあります。給与:平均450万円。(参照:厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」)。資格を有していることから、給与も接客業に比べて高いのが特徴です。転職しやすさ:経理の多くの求人は経験者を求めていますが、未経験の募集もあります。簿記2級であれば、300時間程度(3ヶ月〜半年)で取れるので、こちらを取得してから転職活動を行うのをおすすめします。参考:経理事務 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))|厚生労働省 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/4302-4、人事・労務 人事とは、採用や評価制度などの業務を行います。労務は、勤怠管理や入社・退社の手続き、社会保険の手続きなどを行います。会社の環境整備から、経営戦略まで担う重要な職種になります。人事としてCHRO(最高人事責任者)を目指していくキャリアや、労務であれば国家資格である社会保険労務士を目指すキャリアもあります。給与:平均490万円。(参照:厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」)。同じ業務内容でも、上述(1、業界)の通り業界に応じて給与が変わるので、業界選びをしっかりすれば給与はさらに上げていけます。転職しやすさ:未経験ですと難しい印象もありますが、20代であればチャレンジしてみてもいいかと思います。接客やコミュニケーションの経験を活かして、人事の中でも採用のポジションを狙うのをおすすめします。参考:人事事務 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))|厚生労働省 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/4322-5、webデザイナーどの業界でもニーズが高まっている職種です。また、独学で学び、個人でも経験を積める貴重な職種でもあります。給与:平均480万円(参照:厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」)転職しやすさ:未経験からの転職は難しいですが、1年程度個人で実績を積めば転職も難しくありません。近年はスクールに通い、仲間と共にスキルをつけて転職できる環境が整っています。参考:Webデザイナー - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))|厚生労働省 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/3262-6、営業・営業事務営業は、対象顧客に商品を提案し売り上げをたてる仕事です。顧客は法人と個人で分けられ、営業のリストをもとに電話やメールをし、対面やオンラインで商品を提案します。営業事務のお仕事は、営業のアシスタントのような形で、営業に使う資料や見積書を作る業務が一般的です。営業職でも、業界やスキルに応じて年収の幅は広いです。また、営業職を経験した後は企画職やマーケティング職などへのキャリアの可能性も出てきます。給与:営業は、業界に応じて平均給与が大きく異なります。営業事務であれば、平均471万円(参照:厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」)転職しやすさ:未経験可能の営業の求人は多くあります。接客業でコミュニケーションを難なく行なってきた方であれば、転職は難しくないかと思います。ただし、数字を求められる職種となりますので、給与の高い求人であればそれなりの実績が求められます。参考:営業事務 - 職業詳細 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET))|厚生労働省 https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/4313、まだホテルを諦めたくない方へ元々コミュニケーションが好きな方や、人を喜ばせたくてホテリエを選んだ方も多いはず。現在は、働く環境が改善しているホテルも増えています。自動チェックイン機の導入をすることで、コミュニケーションの時間を多くするホテル。夜勤のシフトを廃止し、職場環境を整えるホテル。定休日を設けて離職率を低くするホテル。また、DX化による効率化や部屋単価の向上から、給与が上がっているホテルも多くあります。参照:定休日があるホテル・旅館7選転職しやすさ:同業界で働く方や英語がある程度できる方であれば、転職は難しくないでしょう。現在はどの会社・ホテルも人手不足が深刻となっています。今後、国として伸びる領域でもあるので、経験やキャリアを積んでおくと職に困ることはないでしょう。